今流行り(?)のミッドサマーを観に行った
今流行りのミッドサマーを観に行った。
事前にふわっと情報を集めておき、この証言をもとに
ホラーが苦手な私はすっかり安心しきっていた。
もう!!!全然!!!驚きました!!!!!!
事前情報より安心しきっていたので余計に
1人で映画館で「わっ!!」って声に出しちゃっていました。
普通に目を当てられない部分もあり、そういうところは直視せずに観たりしていました。
ちなみに芝居をみているような感覚になりました。
私は演劇部時代の先輩のお芝居を観に行った後、大体答え合わせをするのですが、
人によって解釈の捉え方、作中の伏線とかが大好きで、
今回のミッドサマーも観終わった後に、考察ブログをたくさん読んで、
「あ~~~そんな意味も含んでいたのか~~」とみていました。
その考察を見た上での私の思ったことをつらつら書きます。
以下若干のネタバレも含むのでご注意を。
印象的だなーと感じたのが、
主人公の彼氏のクリスチャンが裸の中年女に囲まれて(見守られて?)
村の女の子とエッチしてるところをみたダニーに対して
村の女の子たちが慰めているところ。
ここですね。
ダニーが泣き叫ぶのに合わせて、一緒に声を出し、
泣いているような様子が「うわぁ、、、」と思った。
(音だけ聞くとなにかの団体スポーツ前の女子チームの気合いれるみたいな感じの共鳴笑)
「うわぁ、、、」には2種類あって、
1つ目は、「このシーンが予告編やポスターでみるシーンなんだな~」という感心が一点。
2つ目は、悲しんでいるダニーに対して、
一緒に泣いてあげる(共鳴している に近いかな、、、)ことによって、
一種の村への洗脳なのかなと感じました。
「悲しいよね。つらいよね。わかるよわかるわかる」って
一番精神が不安定になる人にとって癒される言葉だと思う。
実際にダニーの周りにいた女の子たちが
寄り添っている”フリ”にしか見えなくて、それがちょっと印象的だった。
逆にいうと、人を取り込む時は共感ってすんげえ大事だなと。
(ここからは私の近況になっちゃいますが)
最近、立て続けにマルチ商法みたいなのに関わった時
彼ら彼女らの取り込み方って必ず「共感」だった。
「そんな大変なことがあったんだね。わかるよ~」
「自分もこんなことがあってね、だからその気持ちすごい分かる。」
一概にも共感してくれる人の全員が悪い人ではないけれど
誰でも彼でも信用しないほうがいいなと感じたミッドサマーでした。
ディレクターズカット版も観に行きたい~~~!!!